院長コラム
【新型コロナ感染の後遺症】
☆疲労感、気分の落ち込み、思考力低下、ブレインフォグ
☆頭痛、めまい、動悸、食欲低下、不眠
☆脱毛、味覚障害、嗅覚障害、息苦しさ
これらで悩む方々が増えています。
精神症状、自律神経症状、身体症状など複数の症状が混在し、その実態はまだ明らかではありません。
そのためネット上や世間では『コロナうつ病』など曖昧な病名が流布しているのが現状です。
しかし、なんでもかんでも『うつ病!』や『パニック障害!』にしてしまっていいのでしょうか?
私は精神科医ながら『何でもうつ病にしてしまう今の風潮』にはとても疑問を感じています。
新型コロナなどの気道感染後遺症には、闘病による疲弊消耗状態、体力低下、栄養欠損状態、炎症免疫プロセス慢性化、などが関与していると思われます。
病は大小問わず、心身に大きな負担となるという事を知っておいていただきたいのです。
治療には十分な休養と体力回復が重要ですが、気道感染症では同時に上咽頭部の慢性炎症病巣コントロールが大変重要であると考えます。
当院では2019年始めから様々な心身不調や上気道感染アレルギーに対して、慢性上咽頭炎EAT治療(Bスポット治療)を行ってきました。
最近これが新型コロナ後遺症に有効との見解が出始めています。
当院では2021年始めから徐々に、新型コロナ後遺症の方々にもEAT治療、血液検査による全身チェックなどを行っています。
5月からは毎週木曜日に、本格的にコロナ後遺症治療を行う事にいたしました。ご希望の方は新患お申し込みください。
(新型コロナ検査で陽性もしくは感染発症し、現在治療中、休養中、隔離中の方は、まずコロナ治療を優先してください。治癒後1ヶ月以上経過しても後遺症症状が残存する場合には、お問い合わせください。)
新型コロナウイルス後遺症はこちらのページをご覧ください。